最近食べ物がよく噛めない…スムーズに飲みこめなくなった…そんな時は口腔の機能が低下している可能性があります。森歯科クリニックでは、そのようにお感じになられる患者さんのために、簡単な検査ができます。
このような症状があれば、口腔機能低下症かも知れません。
口腔機能低下症とは、口腔の機能が複合的に低下している疾患で、ムシ歯や歯周病,不適合な補綴物 、歯の欠損の放置や歯並びの変化によって起こり、放置しておくと咀嚼障害,摂食嚥下障害となって全身的な健康を損なってしまいます。
特に高齢者においては,加齢や全身疾患、薬剤の副作用等によっても口腔機能が低下しやすいので、ご自身の現在のお口の中の状態がしっかり機能しているか検査を行い、数値化し、その変化を経年的に観て、管理していくことが重要です。
当院では検査結果をパソコンで管理し、以前との比較を行っております。
若い方なら口腔機能低下症は関係ない、高齢者の問題だと思われるかも知れませんが、20代からすでに始まっていると言われています(プレオーラルフレイル)
将来的に口腔機能低下症になってしまう時期を先送りするためには、若い頃からしっかりご自分の歯を大切にすることはもちろん、被せや入れ歯が機能している状態にしておくことが大切です。
そのためには、かかりつけの歯科医院で定期的な検査を行い、経年的な変化に対応する必要があるのです。